【 曲の雰囲気】
『Lupus in Nive』 – 雪原に響く狼の咆哮を思わせる、荘厳でどこか不気味なオーケストラトラック
この曲は、鋭く響くメロディと壮大なオーケストラアレンジが特徴です。迫力のあるストリングスと深みのある管楽器が、聴く人を氷と雪に覆われた幻想的な世界へと誘います。切迫感と神秘的な静けさが交錯し、映画やゲームのドラマチックなシーンを彩るのにぴったりの一曲です。
【おススメシーン】
- ダークファンタジーやスリリングな物語を演出するBGMとして
- 厳しい自然や戦いをテーマにした映像やストーリーに
- 緊張感と美しさを兼ね備えた劇的な場面に
【役立つトリビア】
「Lupus in Nive」はラテン語で「雪の中の狼」を意味します。狼は多くの文化で、孤独と自由、あるいは危険と力の象徴とされてきました。雪景色の中での狼の存在は、自然の厳しさと美しさを際立たせるテーマとしてしばしば描かれます。この曲も、そんな象徴的なイメージを音楽で表現しています。
歌詞
Alone in the frost the wolf does roam
Eyes like fire cuts through the gloam
Winter wind whispers secrets untold
A story of might in the icy cold
Snowflakes dance on fur of grey
Silent guardian of the night and day
Piercing gaze meets the unseen foe
In the forest white where shadows grow
Cry out for the moon above
Sing the song of primal love
In the frozen air we breathe
Lupus stands where none deceive
Fearless heart beats slow and true
Nature’s fierce spirit in every hue
Against the world it takes its stand
Prowling through this frozen land
Silent howls echo far and wide
In the stillness where secrets hide
Strength and pride in every stride
With the stars as its only guide
Cry out for the moon above
Sing the song of primal love
In the frozen air we breathe
Lupus stands where none deceive
霜の中、一匹の狼が彷徨う
炎のような瞳が薄明を切り裂く
冬の風が語られない秘密を囁き
氷の冷気の中に力の物語が宿る
灰色の毛皮の上に舞う雪の結晶
昼夜の守護者として静かに佇む
見えぬ敵と鋭い眼差しが交わり
白い森の中、影が育つ場所で
月に向かって叫ぼう
原初の愛の歌を歌おう
凍てつく空気を吸い込みながら
欺きのない地に狼は立つ
恐れを知らぬ心がゆっくりと真実を刻む
自然の強き魂が全ての色に宿る
世界に抗いその姿勢を貫き
凍てつく大地をうろつく
静かな遠吠えが広く響き渡る
秘密が隠れる静寂の中で
一歩一歩に込められた力と誇り
星だけが道しるべとなる
月に向かって叫ぼう
原初の愛の歌を歌おう
凍てつく空気を吸い込みながら
欺きのない地に狼は立つ
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